「どこまでが住宅予算なんですか??…」
先回の投稿に引き続き、今回もお金にまつわるご質問…
それでも近年は、建物の技術や内容より圧倒的に質問の多い
内容。
これまで、2社の建築会社さんと打合せを進めてきて、図面変
更の打合せも繰り返し、2ヶ月程度過ぎまとまってきた…
そして、当然見積書も出てきた。
その後、セミナーにて弊社とご縁があり、見積チェックをして
欲しいというご依頼があった。
そこには、自分達なりに計算し、建築会社に伝えた予算2000万
円前後の数字が並んでいました。
けれども…
このブログでも毎回お伝えしているように、その見積書には以
下の内容が含まれていない。
住宅ローンにかかる費用も、冷暖房器具、照明器具、カーテン、
登記費用、引越費用、火災保険料、駐車場、カーポート …etc
ついでに質問させて頂きました。
新規購入予定の家具家電は?
マイホームの維持管理費は?
理解してもらったけど、完全に予算オーバーですね。
600万円近い予算を削らなくてはならなくて、沈黙…
そんなに削ったら家が建たないのでは…
と言い出す前に、根拠のある
「生涯住宅に使っても大丈夫な予算」
から算出してみましょうとお伝えしました。
そもそも2000万という数字が、自分達の身の丈なのか?
どんな子育てを計画しているのか
ご両親や自分達の老後の向き合い方は
車は何回買い替えるの
家に使えるお金とは …etc
お金のシュミレーションして下さいね。
良くも悪くも、きっと家族のパワーになるはず!
建築会社へ予算を伝える時は、
「引越までの費用を含めて、坪単価じゃなくて、
まるごと家1軒いくらですか」
と伝えてくださいね。
家族で家計設計から向き合う決断をした、そんな意見交換会でした。