「ニコニコ現金払い(^^)」
どこから生まれてきたキャッチコピーなのかわかりませんが、
皆さんも一度は耳にされたことはありますよね。
今週末もこんな現金払いのお話しが出てきました。
少額なものや消耗品なら現金一括払いも当たり前のことです
が、資産である住宅購入の際には、少し立ち止まって考えて
みて下さいね。
よくありますよね。預貯金があるので、なるべくローンを減
らして現金払いし、金利払いを少なくしようと考えること…
若い人は特に、ちょっと確認してみて下さいね。
もし5年後ご主人が交通事故で亡くなられた場合、家計のやり
くりはどうされますか?
借金の無い住宅に住めることはありがたい事ですが、生活が
心配にはなりませんか。
自分が安心できる現金の使い方を組み立ててみて下さいね。
住宅ローンには、団体信用生命保険制度というものがあり、
ご主人が亡くなった場合には、全ての残債がその時点で処理
されます。
ローンを組んでいれば、万が一が起きたとしても、家の借金
が無くなり、現金も手元に残る組立もできるはず。
当たり前に経過していく幸せな家族の育みを見守りながら、
繰り上げ返済をしていく方法もありますよね。
繰り上げ返済を利用すれば、ローンを組んでから10年間が大
切ですが、金利を含めた総支払額も、初めに現金で支払う額
に近づけることも可能です。
目先ではなく、長いスパンでの想定も重要ですね。
長い保証期間が付いている住宅が、本当に一番の安心&安全
ですか?
自分達に見合う、将来を踏まえた心の着地点を見つけること
が安心&安全、または決断のエネルギーではないですか。
売れればOK的な流れの世の中でもありますし、お節介と思え
ばそれまでですから、最終的には自分の身は自分でしか守れ
ないのは鉄則ですね。
資産として住宅(現金vsローン)を生涯で考えましょうと確
認した意見交換会でした。