新潟市・阿賀野市の『無垢の木』を使用した家づくり、新築、改築、建て替え、リフォーム、長期優良住宅など
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もう土地は決まっているんですけど…

「土地はもう決まっているので、
建物の計画にチャレンジしたいのですが。」

今週末も、よくあるこんなやりとりがありました。

住宅を建築業者に依頼する方には、当たり前のフレーズかも
知れませんね。

いつもこんな質問があると、祈る思いで土地を確認させて頂
くことからスタートします。

それは何故かというと、どうしても気になる点が出てきてし
まうことが多いからです。今回は、

・土地の入口側と奥側に高低差がある

・隣家と高低差がある

・駐車場計画のために、土を沢山処分しなければいけない

・入口の側溝が老朽化しているので交換

etc…

「土地整備費に100万以上は確実に必要ですが、
把握されていますか?」

との質問に、答えはNO。

ちなみにということで、お子さんは社会へ出たら実家から車通
勤の可能性が高そうですが、この土地の大きさでは3台駐車でき
ないので、そんな場合は駐車場を賃貸するのですか?

なんていう、なんとなく計画の確認から始まり、結局ご家族に
とって、そこは適正な土地ではないということで解約すること
となりました。

まだ契約前の土地だったので、ぎりぎりセーフでした。

仮に、

「ここの土地は、建物を建てる前に○○の整備が必要なんで、
実質土地価格が100万円上がります。」

と、親切に説明する担当の方はどのくらいいると思いますか?

「そんなの土地価格じゃなくて、建物価格でしょ。」

と言われてしまいがちです。

感情的にならないよう、信頼できる方を是非同行させて下さいね。

皆さんは、本当に自分達の人生設計において必要な土地の大きさ
を把握していると自信を持って言えますか?

自分のために、きちんと計画を立てて確認してから土地を探しに
出掛けましょう。

リアルタイム情報としては、昨今のサッシ改良により、もし防火
地域の土地を購入することになったら、サッシだけでも200~300
万お高いサッシを設置しなければいけない義務なんかもあるんで
すよ。

そんな確認をした意見交換会でした。